修理事例



珍しいクラリネットの全タンポ交換をお預かりしました。お預かりしたのは左の楽器、右は通常の楽器です。さてどこが違うのでしょうか?そうです!薬指のところにリングがありますね、通常のクラリネットは17キー6リングとなりますが、こちらは7リング、業界ではひち(7)リング管と呼ばれてます。
ビュフェ王国広島ですので、日ごろお受けするのはビュフェR-13がお決まりですが、現在お預かりの楽器にR-13は無く、中々珍しく多種のクラリネットが勢ぞろいなので記念撮影してみました、もしかして私暇な人でしょうか(笑)
修理専用工具追加しました。!右から4番目のバネ入れ、「持ってなかったのか?」と言われそうだが、無くても何とかなる。管楽器リペアにしか使わないし、あまり使わないけど、いざという時には無いと困る、一つ一つが非常に高額なので中々買えないが、あると効率よく確実に作業できるのが専用工具、旋盤やボール盤があれば自作も可能だが、今更そこまでは考えられない、技術低下しない程度にお仕事してるチマチマ工房ですから
フレンチホルン、コーン8Dの4番ロータリー固着修正のご依頼を頂きました、緑青も発生ガチガチに固まってましたが、何とか分解、クリーニング、オイルアップして仕上げました。
アメリカの楽器のスクリューは本体に似合わぬ華奢な造りで分解に少し気を使います、国産楽器と同じ扱いをすると、大変な事になります、ここは経験値でカバーします。
ビュッフェEbクラリネットRCグリーンラインの全タンポ交換のご依頼、レザータンポをお勧めしたので、先ずは採寸から!ビュッフェさん最近は随所に新しい試みをされてますね(^^)
使い込まれたビュッフェR13を全タンポ交換でお預かりしました。
使い込むとトーンホール内だけで無く、リングキーの間にも汚れが溜まります、見過ごせませんねぇ?綺麗な美人に仕上げるのが楽しみです。
このスプリングなんかフニャフニャして嫌だ!
硬質銅かなぁ?
依頼者の了解を得て現行のスチールバネに交換させていただきました。
タッチ良くなりいい感じに仕上がりました。
長期間使用されていなかったサクソフォンの調整です。
クローズの音穴には緑青がいっぱいでした
確実に除去しました。
トランペットのピストンフェルトの交換
ノイズの軽減もありますが、
フェルトの摩耗による音程や音抜けにも影響があります。
ジョイントコルクの交換です。
鑿を加工したオリジナル工具です古いジョイントコルクを剥がすのに使います。
今まではードライバーでちまちま、結構力仕事で時間がかかりますが
こちらだと時間短縮、
ファゴットのジョイントコルクの交換です。
最近の天然コルクは質が低下していて、節のない部分を選んで使います。
自信をもって仕上げた、フルートのバランス調整!
使用者からは何か音がスカスカする?とかで中々OKがもらえず・・・・
全体的にらしいので、吹き方とか頭部管の相性が合わなくなってきたんかね〜
など話しておりまして、本体じゃなくて頭部管?でふと気がつきました(気づくのが遅い!!)

「ヘッドコルク交換したのいつ?」
「買ってから一度も変えてない!」・・・・・・それじゃ〜〜〜..
ビッフェのコンセトバトワール モデルC13のオーバーホールお預かりしました。
上管のクローズキーはアメリカの楽器でよく見かける、
コルクタンポ仕様でした。今回はレザータンポに交換です。
セルマーテナーサックスmark6(フラセル)の調整をお預かりしました。
そろそろオーバーホールのお年頃ですが、今回は最小の範囲でのご依頼
、どうしても交換したいタンポと欠落した、キーコルクを交換して、バランス調整です。
イベットシェイファーの全タンポ交換ご依頼頂きました。
まずは購入から一度も変えられた事のなさそうな、ジョイントコルクの交換から!
時間には余裕があるが、心の余裕が無い一日。
遠征時に持ち出す、救急リペアセットの整理などしてごまかす。
最近のクラリネットの左手小指のキーのジョイントパーツは
プラスチック(ピトンと言います)でできています。
これがよく折れるんです。
エムズスタッフでは各社パーツを常備しています。
Ms'スタッフではカラフルなロータリー糸もご用意
各レバー色違いも対応させていただきます。
ファゴットの調整お預かりしました。
まずは、劣化パーツの把握と採寸、発注!
なんか…少し小さめのタンポ入っているのは気のせいか?

針バネ交換のご依頼を頂きました!
D#キー 確かにClauseKeyの中では吹奏楽で一番酷使するKeyかも?こちらは0.7mmで対応できます(^.^)
ヤマハ451の全タンポ交換のご依頼頂きました。
贅沢にも皮タンポのご指定、全タンポ交換時にはキー磨きもセットです、うちでは研磨剤を使わない
、水性タイプのシルバークリーナーを使います。

数分つけておくだけでピカピカになります、特にメッキの弱いヤマハ製は研磨剤の
入ったクリーナーで磨くと痛みが早くなります、作業効率も上がり非常に重宝しております。
クラリネットのタンポ調整、全体バランスのご依頼頂きました。
私の愛器と同じセルマーの10SU☆!
最近のモデルと違い、昔ながらのセルマーらしさが残る大好きなモデルです、
調整にも力が入ります(^^)